環境マネジメント

環境マネジメント

キョーリン製薬グループは、環境問題への取り組みを人類共通の課題と捉え、省エネルギー・省資源、廃棄物の削減、化学物質の管理強化など環境負荷物質の削減と、限りある資源の有効利用を推進し、目的・目標の設定と見直しを都度行うことによって、環境保全および汚染予防に、主体的、積極的に取り組んでいます。

環境保全活動への取り組み

当社グループは、「地球温暖化防止」「資源保護」「自然環境との調和」を重点テーマとする環境保全に積極的に努め、省エネルギー、省資源、廃棄物の削減、化学物質の管理強化など環境負荷物質の削減と、限りある資源の有効活動を推進しています。また、杏林製薬(株)では、2004年に環境マネジメントシステムの国際基準であるISO14001を、すべての工場、研究所で取得しています。
地球温暖化防止に向けたCO2排出量削減については、2015年度のCO2排出量(19,840トン)を基準に2019年度まで年平均2%の削減達成を目標として取り組みを進めており、2016年度のCO2排出量は18,192トンとなりました。

杏林製薬(株)のマテリアルフロー(2016年度)

「マテリアルフロー」の図

ハイブリッドカー導入によるCO2の削減

写真:ハイブリッドカー導入によるCO2の削減

杏林製薬(株)は、地球温暖化防止の観点から営業車両に低排出ガス車やハイブリッドカー等のエコカーを積極的に導入しています。2017年3月時点で940台すべての営業車両が低排出ガス車(平成17年排出ガス基準75%低減☆☆☆☆)の基準を満たしており、その内2004年から導入を進めているハイブリッドカーは466台(約50%)にのぼります。また、エコドライブを励行することで、環境への配慮と交通安全を意識した車両の運用をしています。

生物多様性への取り組み

写真:生物多様性への取り組み

杏林製薬(株)能代工場では、郷土の防風林として、また憩いの場として市民に親しまれている「風の松原」を守る市民ボランティア活動に参加しています。2016年度は25名の社員が生物多様性保全活動の一環として枯れ枝の撤去作業を行いました。
また、杏林製薬(株)岡谷工場では、諏訪湖畔の一定区間を受け持ち、美化活動を行う諏訪湖アダプトプログラム(里親制度)の活動を15年間行ってまいりました。同工場の閉鎖に伴い最終年となった2016年度も総勢で21名の社員が清掃活動を行いました。

環境に配慮した研究開発拠点

2015年度に稼動した「わたらせ創薬センター」で新たに導入したReHP技術が、2017年5月、低炭素社会実現に向けた建築設備に贈られる「カーボンニュートラル賞関東支部奨励賞」を受賞しました。2016年度の当システムの運転実績は、従来の空気熱源ヒートポンプに比べて、削減電力量は98,276kWh、CO2削減量は約50トンとなり、約35%の省エネルギーを実現しました。

「わたらせ創薬センター」と「カーボンニュートラル賞関東支部奨励賞」

ReHP(Renewable Energy Heat Pump)とは、再生可能エネルギー利用高効率ヒートポンプシステムの呼称で、わたらせ創薬センターのReHPは、隣接する2つの建物(CSとLAB1)において、地中熱および未利用エネルギーである水冷チラー排熱等からなる熱源と熱利用機器(空調機および給湯器)を1つの熱源水ループを介して熱融通することによって、エネルギー利用効率の向上を目指すシステムです。

杏林製薬(株)の環境目標と進捗状況(2016年度)
取り組み目標 達成手段 2016年度計画
(数値目標含)
2016年度実績 自己評価
1. 地球温暖化防止
(CO2削減と省エネ)
新規設備投資による燃料使用量削減(原油換算) 8,485kℓ
(2015年度実績)
7,854kℓ
(92.6%)
★★★
ハイブリット車両導入による燃費向上と排ガス削減 378/925
(40.9%、2015年度実績)
466/940
(49.6%)
★★★
CO2の総排出量の削減 19,840t 18,192t ★★★
2. 廃棄物発生量の削減 排出総量の削減 638t
(2015年度実績)
434t ★★★
リサイクル促進 50.8%
(2015年度実績)
43.3% ★★★
最終処分量 21t
(2015年度実績)
12t ★★★
最終埋立量ゼロへの挑戦 3.3%以下 2.8% ★★★
3. 化学物質の管理 PRTR法対象物質管理と見直し 7.7t
(2015年度実績)
9.8t ★★
4. 大気汚染の防止 ボイラー・発電機よりのばいじん・NOx、SOx排出量測定管理 継続測定 基準値以下 ★★★
5. 水質汚濁の防止 排水処理棟、一次処理装置による処置、pH、BOD・SS管理 継続測定 基準値以下 ★★★
6. 森林破壊の防止 用紙リサイクル、再生紙使用、業務のペーパーレス化促進 38t
(2015年度実績)
51t
7. オゾン層破壊の防止 特定フロン使用機器の全廃 2010年度全廃完了 - ★★★
8. 地盤沈下の防止 地下水利用を削減し、上水利用率向上 83.1%
(2015年度実績)
81.7% ★★
9. 騒音の削減 定期測定 継続測定 基準値以下 ★★★
10. 生物多様性の保存 地域住民とのコミュニケーション(地域貢献活動) 事業所個別に計画 全事業所計画達成 ★★★
11. 環境情報の公開 環境報告書の作成、公開 8月Web 公開 8月Web 公開 ★★★

※自己評価について:★★★達成 ★★ほぼ達成 さらなる取り組みが必要

工場・研究所のCO2排出量の推移

「工場・研究所のCO2排出量の推移」のグラフ

廃棄物発生量(トン/売上)の推移

「廃棄物発生量(トン/売上)の推移」のグラフ

水使用量(トン)の推移

「水使用量(トン)の推移」のグラフ