キョーリン製薬グループのサステナビリティ

社長メッセージ

キョーリン製薬グループは、企業理念「生命を慈しむ心を貫き、人々の健康に貢献する社会的使命を遂行します。」のもと、杏林製薬(株)の創業100周年にあたる2023年を見据えた長期ビジョン「HOPE100」を策定し、健全かつ持続的に成長する「健康生活応援企業」へと進化することを目指しています。

その目標達成には、サステナブルな社会の実現に貢献することが重要であると考えており、温室効果ガス排出量の増加による気候変動、水などの地球資源の問題が顕在化する中、CSR活動としてサステナビリティ課題への積極的かつ能動的な対応を行っています。

今後、企業の持続成長(経済価値)とともに事業活動を通じた持続的な社会の実現(社会価値)は、ますます重要になります。当社グループは、CSR活動を意識しつつ中核事業である医薬品事業を積極的に展開することで、有用で安全な製品・サービスを開発、提供し、持続成長による企業価値の向上と社会的な課題の解決にさらに取り組んでいきます。

またこれらの事業活動を行うために、コーポレート・ガバナンスの強化を重要課題として位置づけ推進しています。その一環として、2019年4月に企業行動憲章及びコンプライアンスガイドラインを改訂し、さらなる社内への浸透を図っています。

キョーリン製薬グループは、ステークホルダーとのコミュニケーションを大切にしつつ社会的責任を果たし、社会から存在意義を認められる企業であり続けたいと考えます。

健康はキョーリンの願いです。

キョーリン製薬ホールディングス株式会社
代表取締役社長 荻原 豊

基本方針

当社グループは、企業理念「キョーリンは生命を慈しむ心を貫き、人々の健康に貢献する社会的使命を遂行します。」のもと、企業行動憲章に基づく事業活動を通じてサステナビリティ課題(社会の持続的な発展)への積極的・能動的な対応に取り組み、中長期的な企業価値の向上を目指します。

マテリアリティ

当社グループは、サステナビリティの実現を目指す上で特に重点的に取り組むべき9項目を重要課題(マテリアリティ)として特定しました。

「マテリアリティ」イメージ図

マテリアリティの特定プロセス

マテリアリティの特定にあたり、当社グループの将来にわたる環境展望・分析を踏まえ、各種原則やガイドラインを参照し、以下のプロセスにてマテリアリティの特定を行いました。
なお環境変化や当社グループの事業活動、社会からの要請に応じて継続的に見直していきます。

1.課題抽出 2.課題絞り込み 3.優先順位付け 4.重要課題特定
各種原則やガイドライン(ISO26000、SDGs、SASBが策定したヘルスケア産業のマテリアリティマップ等)を踏まえ、課題を抽出 企業理念や長期ビジョン、企業行動憲章等と照らし合わせ、抽出した課題について、絞り込みを実施 絞り込んだ課題を社会的課題の重要性と当社グループにとっての重要性の2軸からマトリックスを作成し、特に優先度の高い重要課題の絞り込みを実施 絞り込んだ課題を経営会議で審議の上、取締役会にて決議

主な取り組み

企業理念の具現、長期ビジョンの実現に向け、当社グループが目指す企業像(Five HOPEs)に相応しいサステナビリティ課題を設定しています。

企業理念

キョーリンは生命を慈しむ心を貫き、人々の健康に貢献する社会的使命を遂行します。

長期ビジョン「HOPE100」
(Aim for Health Of People and our Enterprises)

キョーリン製薬グループは、グループの中核子会社である杏林製薬株式会社の創業100周年にあたる2023年を見据えた長期ビジョン「HOPE100」の実現に取り組んでいます。
その全体像はStatement、Five HOPEs から構成されています。

Statement

キョーリン製薬グループは、ヘルスケア事業を多核的に展開・発展させ、2023年には社内外が認める健全な健康生活応援企業へと進化します。

Five HOPEs

「Five HOPEs」イメージ図

企業理念
長期ビジョン HOPE100
Five HOPEs マテリアリティ マテリアリティに関する取り組み 関連するSDGs
働きがいNo.1企業
国際的な健康生活応援企業
顧客に信頼される独創的企業
社会との共生を志向する企業
持続的な成長企業
  • ダイバーシティ&インクルージョンの推進
  • すべての人々の人権を尊重する
  • 社員の働きがい醸成の推進と人材育成の機会創出
  • 女性、中途社員の採用・管理職登用
  • 育児、介護支援制度の積極的な導入
  • 革新的な新薬の創製
  • 製品の安定供給
  • 製品の信頼性と安全性の確保
  • 適切な医薬品情報の提供
  • 重点研究領域の明確化による効率的な研究開発
  • 自社創薬および国内外の製薬企業・アカデミア・ベンチャー企業との連携(オープンイノベーション)
  • GMP等関連法規の遵守
  • きめ細かな信頼性保証体制の構築
  • 法令を遵守した研究・開発・生産
  • サプライチェーンマネジメントの推進
  • 原材料の充分量の確保、原料調達先の複数化
  • 医薬品に関連する情報、関連法規等の教育
  • 副作用情報の迅速な収集・報告
  • 医薬品の販売情報提供活動に関するガイドラインの遵守
  • 環境に配慮した事業活動
  • 独自の環境マネジメントシステムの推進(ISO14001認証等)
  • 廃棄物・環境負荷物質の削減等
  • 気候変動影響への対応(CO2削減)
  • コンプライアンスの徹底
  • 個人情報、秘密情報の保護
  • 企業行動憲章・コンプライアンスガイドラインの浸透(社内教育の実施・継続)
  • コンプライアンス委員会の設置と運営
  • 社員への各種情報管理規程の周知徹底、継続教育
  • 適切なアクセス権の管理等
  • コーポレートガバナンスの強化
  • 意思決定の迅速化、経営の妥当性の監督機能の強化、企業活動の透明性の確保
  • 報酬・指名に関する委員会の設置
  • 内部監査の実施、経営層との連携

CSRに関する取り組み

ガバナンス コーポレート・ガバナンス
継続的な企業価値向上の実現のためにコーポレート・ガバナンスの強化と充実を重要な経営課題と位置づけ、意思決定の迅速化、経営の妥当性の監督機能強化、企業倫理に根ざした企業活動の透明性の確保等に取り組んでいます。 コーポレート・ガバナンス報告書 [ PDF 4MB ]
社会 公正かつ誠実な事業活動
高い倫理観を持って法令や公正な事業慣行、行動規範を遵守し、あらゆる腐敗防止に努めています。また医療機関・患者団体との適切な関係づくり、サプライヤーや消費者との信頼関係の構築に取り組んでいます。
事業活動を通じたCSR
当社グループは、医薬品事業等を通じた社会への貢献をCSRの中心に据えています。研究・開発から製品の販売・安定供給、品質管理(信頼性保証)はもとより、適切な情報提供と医薬品の適正使用を推進し、人々の健康への貢献を目指しています。
人権尊重、働き方改革、人財育成等の取り組み
全社員が全ての人々の人権を尊重し、高い倫理観をもって行動する経営を行います。また社員が仕事に対して誇りを持ち、会社を信頼し、仲間と結束して仕事のできる「働きがいNo.1企業」を目指しています。
社会との共生(協調)
よき企業市民として行動し、社員参加型の支援活動や寄付等を通じて、活力ある社会づくり・地域経済の発展に貢献していきます。
環境 環境との調和
環境汚染の防止・負荷の軽減、資源の有効活用等を推進して、持続可能な環境の保全に取り組んでいます。

「持続可能な開発目標(SDGs)」イメージ図

SDGs(持続可能な開発目標)

SDGsは、2015年の国連サミットで採択された2030年までの国際目標です。当社グループは、事業活動や社会との共生を通じて、SDGsが掲げる課題に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献します。