事業内容

研究開発

当社グループの医薬品事業を中核とする杏林製薬(株)は長期ビジョン「HOPE 100」において未来の企業像として、「患者さんや医療に携わる方々から信頼され、社会に存在意義を認められる医薬品メーカー」を掲げ、より良い製品を、より早く患者さんに提供すべく研究開発に取り組んでいます。中期経営計画「HOPE 100 –ステージ1–」においては、「特定領域において高いプレゼンスを確立すること」「グローバルな自社新薬の創製」を目指しています。具体的には、呼吸器、耳鼻科、泌尿器領域における魅力的なパイプラインの構築、自社後期開発品の複数創製、自社新薬のグローバルな導出に取り組みます。

当社グループは、杏林製薬創薬研究所(日本)、ActivX社(米国)、キョーリンスコットランド研究所(英国)を中心とするグローバル創薬研究ネットワークを活用した創薬シーズやリードの探索を行い、当社グループの強みである合成、薬効薬理および体内動態・安全性を迅速に評価できる各部門の緊密な連携により、開発候補化合物の創出や、質の高い臨床試験を効率的に推進しています。

中長期的な研究開発戦略としては、重点領域を呼吸器、泌尿器、感染症とし、その他、アンメット・メディカル・ニーズ*にも取り組んでいきます。テーマの選定においてはクロスファンクションチームにより全社的・複眼的に評価し標的疾患・目指す製品像を確定しています。また、外部機関とのオープンイノベーションの促進など、創薬研究ネットワークのさらなる拡大を図り、創薬シーズの探索を強化します。加えて、特定領域におけるLCMプロジェクトおよび、開発プロジェクトの早期上市を目指し、臨床開発のさらなる効率化(アジア治験、国際共同治験)に取り組み、充実した製品ポートフォリオの構築を促進します。

* 有効な治療法や薬剤がない疾患領域における医療ニーズ。

時間軸を大事にした研究開発への取り組み

「HOPE 100 –ステージ1–」では、当計画で実行する取り組みを、成果を具現化するステージにより区分し、時間軸を意識した研究開発活動を推進しています。中期経営計画では、気管支喘息治療薬「KRP-108」の2014年度内の上市、糖尿病治療薬「KRP-104」の導出を目指すとともに医薬品のライフサイクルマネジメント(LCM)にも積極的に取り組んでいます。

図:医薬品事業の時間軸を大事にした研究開発への取り組み

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